専門家会議の会見を見て

本日新型コロナウイルスについての専門家会議があり、その後記者会見が行われた。

 

今日は会見をYou Tubeで見ていた。

会見の内容ももちろん大切だが、今回はちょっと別の場所も見ていた。

 

それは、

 

You Tubeの横に流れるコメント欄だ。

 

「これが噂のネットの世界か!」と笑ってしまった。

 

そこで気づいたこと

 

コメントでは、

「国は何をしてくれるのか?」

「今の状況をどう解決して、どう保証してくれるのか?」

「あれをしろ!これをしろ!」

 

と国の責任を追求しているものが多かった。

 

 

僕はこの構図を知っている。

本で見たことがある。

 

 

「悪いあの人」と「可愛そうな私」だ

 

 

私はコロナで行動が制限され、将来についても不安な毎日を過ごしている。

なのに、国はどうして早く解決してくれないんだ!

責任を逃れるため、国の利益ばかり考えて緊急事態宣言をださないんだろ!

外出禁止、仕事も禁止にして、経済は国が保証すればいいだろ!

 

 

といった感情だろうか

 

 

冷静に考えれば専門家は少なくとも下手な一般市民より情報も持っているし、

国の利益と言ってもコロナが蔓延したら自分だって死ぬかもしれないのに、

対応をわざと遅らせることはないだろう。

 

 

だからこそ、ここでひっそりと言いたいことは、

 

「今」に悪い人はいない

みんなそのタイミングで最良だと思った行動をとってきた。

その中には今考えたら失敗だった行動もあるかもしれない。

けど、過去は変えられないから。

今から実現できる最良の未来のために全員で協力して頑張っていこう。

 

 

 

 

もちろん、だからといって政府の言うことはすべて100%盲信するべきと言っているわけではない。

 

もちろん政府の発表にも、

利権の絡みもゼロではないだろうし、

いろいろな人の思惑も絡み合ってると思う。

 

 

だから、国にも専門家にも一番良いと思える未来のために頑張ってもらいつつ、

自分たちもできることに最善をつくす。

 

「悪いあの人」も「可愛そうな自分」もいない。

 

 

大切なのはこれからどうしていくか。

 

一刻も早くコロナが収束し、当たり前だった生活を送れるように

今の状況で判断できる最善の行動をしていこう。